料理・グルメ

東京茶寮で日本茶をおしゃれに楽しもう

三軒茶屋に日本茶専門のカフェができたのはご存知ですか?

その名も「東京茶寮

東京茶寮の外観東京茶寮は、世界初のハンドドリップで淹れる日本茶を楽しむことができるカフェです。

数種類の茶葉から自分好みの茶葉を選び、その場でいただくことができます。

こんな人におすすめ↓

・日本茶が好き
・おしゃれなカフェが知りたい
・日本茶の飲み比べをしてみたい

東京茶寮ではどんなお茶が飲めるの?

東京茶寮では8種類ほどの日本茶を用意しているとのことです。仕入れ状況や時期によって多少変化はあるものの、数種類は常に用意してあります。

そうはいっても、お茶の名前なんか分からないし何が美味しいか分からないという人も多いと思います。

そんなあなたのために、グラフ化されたメニューが準備してあります。甘味や香りなどで分類されていますので、自分の好きそうなお茶を選んでください。もちろん、スタッフさんはお茶に詳しい方でしたので相談して決めるのもいいでしょう。

2019年4月29日現在

東京茶寮のメニュー余裕があるならば【煎茶2種類の見比べ+お茶菓子のメニュー】をおすすめします。2種類のお茶を同じ条件で淹れて飲み比べることなんてなかなか無い機会ですしね。

・1杯(煎)目は、低温で少し蒸らして淹れてくれます。(70℃で1分20秒と言っていました)お茶の香りがふんわり感じられ、上品なお茶を味わうことができます。

・2煎目は高温で入れたお茶を楽しむことができ、こちらはお茶の渋みを感じることができます。個人的にはこちらの渋みのあるお茶が好みでした。

・3煎目は気に入った方の茶葉に炒った玄米を入れて、玄米茶を楽しむことができます。玄米の香ばしい香りが合わさり、違ったお茶を味わうことができます。

下の写真から分かるように、同じ淹れ方をしても色から香りから全然違うことに感動しますよ♪

東京茶寮のお茶お茶菓子は、3種類の中から選ぶことができました。期間限定に弱いので、季節のお菓子を注文しました。この日は黒大福となっていました。求肥(ぎゅうひ)に竹炭を練りこんだ大福で、中のあんこもお茶を飲むのにちょうどいい甘さでした。

大福

東京茶寮ではお茶漬けが楽しめる

東京茶寮のお茶漬け東京茶寮では本格的なお茶漬けを楽しむことができます。【2019年4月24日(水)〜7月31日(水)の3ヶ月間限定】
価格:500円(冷茶付き)<2019年4月29日現在>

種類はうなぎ、ホタテ、鮭、梅干しの4種類です。私は梅干しをたべました。ニンニク、鷹の爪と一緒にオリーブオイルに梅干しを漬け込むことで、とてもまろやかな梅干しでした。

さて、上の写真でふりかかっている緑色のもの何かわかりますか?青のり?

正解は碾茶(てんちゃ)です。

碾茶(てんちゃ)とは?

碾茶はお抹茶を石臼で挽く前の茶葉の事です。
碾茶が市場に流通する量は多くないので、オーナーが直接お茶農家さんに卸してもらうように頼んでいるとのことです。

このお茶漬け、いままでのお茶漬けの常識が変わるといっても過言ではありません。インスタント茶漬けとは風味を段違いで感じることができます。私は13時ごろお店に着いたのですが、最後の一杯と言われたので、確実に食べたいのであれば12時には到着していることをおすすめします。

茶葉を購入したい

東京茶寮の内観東京茶寮では店内で茶葉や急須の販売をしています。カフェで飲んだお茶で気に入った茶葉があれば購入することができます。もちろん、試していない茶葉購入するもできます。スタッフさんはお茶に詳しいので、どのようなお茶が飲みたいか相談すればアドバイスをしてくれます。

東京茶寮の急須こちらはのコップのようなもの、実は急須なのです。ガラスのように見えますが、樹脂でできているので落としても割れません。ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する【「Red Dot Award:Product Design 2018】を受賞しているデザイン的にも機能的にも優れている急須です。こちらの商品も店内で購入することができます。

洗練された店内

東京茶寮外観【LUCY ALTER DESIGN】というデザイン会社が手掛けた東京茶寮。店内はもちろん、扱う茶器の細かいところまで洗練されたデザインとなっており、ゆったりお茶を楽しむ空間となっています。ガラス張りの入口で開放感があり、コの字型のカウンターで中央でお茶を淹れるスタッフさんとコミュニケーションを取りやすくなっています。

東京茶寮の内観お茶は漏斗のような磁器を使用しています。中央に穴がありており、それを木の受けるところで栓をしているようです。これに茶葉を入れ、お湯を注ぎ蒸らします。砂時計で時間を計り、時間が来たら磁器を持ち上げてお茶を落として淹れる作りになっています。なんともおしゃれでずっと見ていられる光景です。

お茶は飲むだけでなく、淹れる工程ですら安らぎがあると知ることができますよ♪

お茶に興味がある人は、ぜひ行ってみてください♪

アクセス・営業時間

【住所】 東京都世田谷区上馬1丁目34−15
【営業時間】 (平日)午後1時〜午後8時/(土日祝)午前11時〜午後8時 (L.O午後7時30分)
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日休み)