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仮想通貨で100万円損した僕が分析した失敗する理由5選

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仮想通貨が世間に認知された2018年。僕も例にもれず、仮想通貨の売買をしたところ100万円を失うことになりました。

最終的にはビットコインの大暴落が決定打になったんですが、それまでにもコンスタントに資金を減らしていました笑

これから仮想通貨を始めようとする人の反面教師になればいいと思います。

仮想通貨の【販売所】と【取引所】の違いが分からなかった

仮想通貨の【販売所】と【取引所】の違いと言われてピンと来る人は少ないと思います。ですが、この違いについて知らないと100%損をします。簡単に言うと取引相手が違うというイメージです。

販売所と取引所の違い

販売所・・・『販売会社』と仮想通貨を売買する

取引所・・・『個人』と仮想通貨を売買する

それではもっと詳しく説明していきましょう。

販売所って何?

販売所は、仮想通貨を取り扱っている「販売会社」と直接売買するイメージです。その際、手数料がかかります。そのため、頻繁に仮想通貨の売買をする方はその手数料分、損をするということになります。

販売所のメリット

大量に確実に仮想通貨を即売買することができます。今後、仮想通貨を中長期で保有しようとする方にはおすすめです。

また、取引所にはない種類の仮想通貨も売買できます。気になる仮想通貨を購入したい方は使用したほうがいいでしょう。

取引の仕方がとても簡単なので、初めて仮想通貨を購入する際は使ってみるといいですよ。

販売所のデメリット

販売所のデメリットは取引手数料がかかる点です。手数料は販売所によって変わりますが、たいだい2%~4%といったところです。仮に4%だとしたら、100万円で買った場合、最低でも104万円まで上がらないと±0ということですね。

2018年の盛り上がっている時期には1晩で20%上下することもあったので短期の取引でも十分つかえました。2019年7月現在はそこまで激しく変動はしないので、短期で売買することを考えている人にはおすすめしません。

取引所って何?

取引所では仮想通貨の売買を「個人同士」で売買するイメージです。売りたい人と買いたい人の価格が一致したら取引成立となります。

個人同士と言ったら、お金を払ったのに売ってくれなかったという詐欺を想像する人もいるかと思います。しかし、メルカリ等の物販と違いデータ上の売買で、取引所を介しての売買になりますので心配不要です。実際に利用すれば分かりますが、毎秒ごとに何人も取引しているぐらいのスピード感です。

取引所のメリット

取引所のメリットは、手数料がほぼ0円です。なんなら、マイナス手数料といって少しもらえることもあります。

取引所は、短期売買にも向いていますので1円でも上がったら売ればその時点で利益になります。もちろん長期で保有を考えている場合にも、手数料がかからないのでおすすめです。

取引所のデメリット

売買の値段がマッチングしなければ取引ができない点です。

例えば、あなたが100万円でビットコインを購入しようとしても、101万円以上でしか売りたくないという人しかいなければ購入することができません。

実際には、成行注文や指値注文などがあるので、取引できないということがほぼないのですが。

もう1点あるとしたら、国内だと販売所よりも取り扱っている仮想通貨の種類が少ないところですね。とはいえ、主要な仮想通貨なら扱っている取引所が多いのでそれほど心配は必要ありません。

どうしても取引したい種類が無いという時は、海外の取引所を使用してください。国内に比べて、種類が圧倒的に多いです。

勝つための教訓

販売所と取引所の使い分けを極めるべし

仮想通貨の売り時を間違えるな

 

下がった時に買い、上がった時に売る。

それが売買で儲けるための基本であり、鉄則ですよね。当たり前の話だと思うことでしょう。

しかし、人間は欲深い生き物ですので上がれば「まだまだ上がるかもしれない」と思い、下がれば「戻ってくるかもしれないからまだ売れない」と思います。

僕も一時は含み益で120万円プラスになっていた時期があります。そこで売っておけばよかったのですが、まだまだ上がるだろうと考えて保持しました。

最終的にCoincheckの仮想通貨流出事件で暴落し、120万円の利益どころか80万円ほどの損失を出しました。

投資の世界で言われているのが自分の中のルールを決めることです。

「もっと早く利益確定していれば、損切りしていれば」と思いますが、そこに明確なルールがあれば後悔することも減るでしょう。

人によってルールは様々ですが、僕の場合は、『利益確定が買値+10%以上、ロスカットは資金に対して-2%以内』としています。

例えば100万円で仮想通貨を購入した場合
110万円以上になる→利益確定(売却)
98万円になる→損切り(ロスカット)

ということですね。1番怖いのが、なかなか損切りできずに資金が暴落していくことを眺めていることしか出来なくなることです。(体験談)

資金があればいつでも再チャレンジはできるので、資金が無くなることは全力で回避しましょう。

仮想通貨FXでレバレッジをかけすぎた

FXって聞いたことがありますか?簡単に言えば、自分の持っている資金以上のお金で売買できるというものです。ハイリスクハイリターンですので、一気に稼ぐにはもってこいの方法です。

例えば、資金10万円で10倍のレバレッジをかければ100万円の資金を動かせるようになります。

利益も10倍、損失も10倍ということですね。レバレッジをかければかけるほど、動く金額も大きくなるので注意してください。

そして、FXで最も気を付けなければならないのがロスカットです。簡単に言えば、「価格が変動してこのままだと莫大な損失になりそうだから、勝手に決済して損失軽くしといたるわ」というシステムですね笑

一見とても親切そうなシステムですよね。実際、これのおかげで破産することが防げて助かった人も多いと思います。

しかし、価格が一瞬大きい変動をして元に戻ったとしてもロスカットは行われてしまいます。売りたくなかったの強制決済されて損失がでてしまった時の絶望感は計り知れません。

資金は常に余裕をもって、価格が急に変動しても耐えられるようにしておきましょう。

勝つための教訓

FXは充分な資金を持ち熱くならない

仮想通貨ICOに失敗

【ICO】って聞いたことありますか?新規仮想通貨公開というものです。『新しい技術取り入れた仮想通貨を発行したいからお金集めてるでー。出資してくれたら安くトークン(株券のようなもの)売ったるわ』というイメージですね。

将来性があり価格が上昇しそうであるICOは人気がでます。Mozillaの前CEOがわずか30秒で3500万ドルを調達するなどすさまじい勢いでした。

有名なものでいうと【イーサリアム[ETH]】はICOでの価格は約30円でしたが、現在の価格は約30000円(2019/07/12現在)です。つまり1000倍ですね♪ICOで10万円分のETHを購入していれば、億万長者になれたということです。夢が広がりますよね。

しかし、ICOは詐欺案件が多くあるのも事実です。仮想通貨は法整備が不十分であり、そこに付け込んだ詐欺というものが多くあります。お金を集め終わったら持ち逃げするといったようなこともあります。

詐欺とはいかないまでも、取引所に上場しないかったり日本人が使えない取引所に上場したりする場合もあります。僕は2/2の確率で詐欺案件を引いたので、10万円ほどなくなりました笑

一攫千金を狙うのもいいですが、ICO案件はしっかりと内容を見て信頼できるものに投資するようにしましょう。

twitterでやたらと推されているICO案件はアフィリエイト狙いのものもあるので気を付けてくださいね。

勝つための教訓

ICOはしっかり調べて確信の持てる通貨にだけ投資する

海外取引所を使ってみた

国内取引所では扱っていない通貨はたくさんあります。

仮想通貨に少し慣れてきたら、海外で人気の通貨を取引したくなりますよね。そこで海外取引所を使う際の注意事項をお伝えします。

海外取引所への送信アドレスを間違える

海外取引所に日本円は入金できません。一度、日本でビットコインを購入し、それを海外取引所に送金します。ビットコインで他の仮想通貨を購入するという方法を取ります。

その際、海外取引所のアドレスへ送るのですがそのアドレスを1文字間違ってしまいました。それだけで僕の仮想通貨はどこかへ消えてしまいました。

メールの場合だと、アドレスを間違えれば間違っていますと戻ってきます。仮想通貨の送金の場合はそういうことはありません。ただ、電子の海に消えていくだけなのです。

仮想通貨を別の取引所に送る場合は最新の注意を払う必要があります。

僕は初めて使う取引所に送金する場合、最初に最少額の仮想通貨を送って入金が確認できたら本入金するという方法をとっています。

2段階認証のパスワードをなくす

仮想通貨が盗難されたというニュースを聞いたことがあると思います。セキュリティに不安がある人は、2段階認証という方法を取ります。本パスワードの後に、数秒ごとに変わる2段階認証のパスワードを入力してログインするという方法です。

2段階認証のパスワードはアプリを利用して管理するのですが、僕はアプリの入っているスマホを水没させてしまいました。本来、バックアップを取ったり別端末でアプリを管理したりするべきでした。

そのリスクマネジメントを怠ったため、海外取引所にログインできなくなり今も20万円相当分の仮想通貨が眠っています。

英語で問い合わせすれば対処方法を提示してもらえるとのことですが、僕は英語が話せないので連絡が取れないです。いつか、英語が得意な人に手伝ってもらおうとは考えています。